住まいづくりに欠かせないアイテムのひとつ「カーテン」。
引っ越しなど新しい生活を始めるときなくてはならないものの一つですが、カーテン探しは大変、、、といつも感じてきました。
サイズ・形状がわかれば簡単なのでは?と思うかもしれませんが、いざカーテン探しをはじめると、まずその種類の多さに圧倒されてしまいます。

色、柄、素材、機能などを見て、たくさんある種類の中から選ぶ、これが結構大変。結局、探したり検討することに疲れて、無難なものを選んでしまい、あとから「これじゃなかった」「本当は違うものがよかった」ということも起こり得ます。実際カーフでもこのようなことでお悩みのお客様の声を耳にすることもあります。


今回ご紹介するのは、そんな窓辺のお悩みをひらりと解決してくれるかもしれない、「イエノテキスタイル」のマルチクロスです。

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写真はkarf代官山。Cross leg tableクロスレッグテーブル)を組み合わせてワークスペースとしてスタイリングしてみました。
ショップの窓に使用しているのは、イエノテキスタイルのTOSS(トス)というラインで、リネンとポリエステルの糸で作られた生地はレースカーテンとして最適です。




一般的に、カーテンは素材やデザインを選んで自宅の窓高さに合わせてオーダーすることもあるかと思いますが、このマルチクロスは折って使うことができるためその手間を省くことができ、「すぐに使いたい!」といった時にとても助かります。

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イエノテキスタイルさんがキーワードにしているのは”「一枚の布」の暮らしにおける布の在り方や使い方“。

カーテン、ソファカバー、ベッドカバーなど、同じファブリックでもカテゴライズされ、それぞれに明確な役割が備わってしまいますが、マルチクロスはこれらを「一枚の布」として扱い、フレキシブルな使い方を提案しています。


ベースサイズは140cm×230cm。
サイズだけ見ると、大きいのでは?と思われるかもしませんが、それこそがポイント。吊りたい場所に合わせ、折って調節して使うことを見込んだサイズとなっているのです。洋服の裾が長いときには折って調節したりしますが、そこにヒントを得た使い方なのだそうです。ありそうでなかった発想ですよね。

このベースサイズは、テキスタイルクリエイターの南村氏が様々な住宅の窓という窓を計測し”この寸法であれば日本の住宅事情にマッチするだろう“という計算で導き出したものなのです。
イエノテキスタイルWEBサイトでも詳しく紹介されています)




サイズはもちろん、素材感や色合いもこだわりをもって作られているのが伝わります。
TOS(トス)は柔らかな光を室内に取り込むことができ、窓まわりをやさしい雰囲気に仕立ててくれます。カーフ代官山では色違いでいくつか展示していますので、素材や色合いの違いでどのように印象が変わるのかや、家具との相性も合わせてご覧ください。

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吊元は、通常のカーテンのようにフックを通すのではなく、好きな長さにして折りたたんだ部分をクリップで挟みこんでいるだけ。お好みの間隔で留めて固定することができるので、プリーツを多くしたり少なくしたりアレンジができます。折った部分は、まるでカーテンのバランス(上飾り)を取り付けているようにも見えるため、とても上品な印象に仕上がります。

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カーテンをまとめておくためのタッセル選びも外せないポイント。たくし上げて留めることで光の入り具合を調整することができますし、無造作に留めておくだけで窓辺に豊かな表情が生まれます。

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店頭でご覧いただけるマルチクロスは、薄手、厚手それぞれございます。(以下はその一部です)

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カーテンは、ただ光を遮るためのものとしてではなく、光をどのように部屋へ届けるかということや、窓にどんな表情をつくるかということに着目してみると、新たな視点で暮らしやインテリアを見つめ直すことができるかもしれません。





この春は、窓のアレンジにも着目してお部屋のコーディネートを考えてみるのはいかがでしょうか。

カーフショップでは今回ご紹介したもの以外にも、ご希望に合わせてインテリアをご提案させていただきますので、なにかお困りの際にはカーフ代官山までお問合せ、または店頭スタッフにお気軽にお声がけください。


窓を素敵にデザインして、豊かな暮らしを送るお手伝いができたら嬉しいです。

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