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木製家具のメンテナンス材と日常のお手入れ
少しでも永く大切にお使いいただくために、カーフ・ブラックボードで取り扱っております
「オリジナル家具」&「ビンテージ家具」の表面仕上げと日常のお手入れ方法についてご紹介いたします。
<目次>
> 「ソープ・オイル」仕上げについて
> 「ラッカー・ウレタン系オイル」塗装について
> 「無垢材」について
> 日常のお手入れ
> 推奨メンテナンス材
> 保証・メンテナンスについて
ソープ仕上げは無垢材の木肌に、ぬるま湯で溶 かした石鹸を染み込ませ、木地を活かした塗装方法でサラッとした触り心地が特徴です。木肌の色・質感そのものを楽しむことができ、経年で落ち着きのある色へと変化します。
(オイル 仕上げより染みや汚れが目立ちやすいのが難点)
木部に自然オイルを染み込ませる塗装方法で、 木目を活かし、しっとりした濡れ色と、落ち着いたツヤ感のある仕上がりとなります。(ソープ仕上げと比べると汚れは目立ちにくいですが、経年でややヤケ易いのが特徴です。)
※薄く付いてしまった傷であれば、サンドペーパーで平らに軽く削って馴染ませ、表面をきれいに乾拭きした後に同じオイル・ソープを塗布するだけである程度修復できます。また経年変化を楽しめる仕上げですので、日常使いで付いたシミや傷も、味わいとすればより愛着も湧くことと思います。
【注】アルコール消毒について
新型コロナの影響によりアルコール消毒をする事が当たり前になりましたが、消毒用アルコールや塩素系漂白剤にはウレタン塗装やオイル塗装を溶かす性質がありますので使い続けると塗膜にダメージが蓄積されます。
また、近年では、アルコール度数が高い物も市販で販売されている場合があるので注意してください。
オイル塗装ですと、オイルを塗り足せばいいのですが、ウレタン塗装ですとご自分では塗装できませんので簡単に直すことができません。
オイルによる定期的なメンテナンスについて
(※オイル仕上げの木製家具対象)
オイル仕上げの木製家具は、時間の経過とともに人のお肌のように乾燥します。
メンテナンス用オイルで定期的に油分を足し保湿することで、ツヤを取り戻し「割れ」や「反り」を防ぎます。
木の質感を活かしつつ、木肌に薄いラッカー塗膜を張ることで傷や汚れを付きにくくした仕上げです。
オイル仕上げより傷はつきにくいですが、水や熱には強くありませんので、グラスやコップの輪染みなどが付かないよう、
コースターやプレイスマットなどをご使用下さい。またオイル仕上げに比べ塗膜感がありますので、表面の質感はツルッとした見た目になります。
ウレタン塗装はラッカーよりも硬度のあるウレタン樹脂で表面をコーティングした仕上げで、耐アルコール性や耐水性に優れています。
水滴や飲みこぼしによる染みも付きにくく、傷も付きにくい一方で、使い込んで経年変化を楽しむと言う視点では、
他の仕上げにやや劣ります。家具を選ぶ際に素材そのものの質感よりも利便性を重視される方には、ウレタン塗装の家具がおすすめです。
ウレタン系オイル仕上げは、ウレタン樹脂オイ ルを使用した仕上げです。
自然オイル仕上げに近い風合で、ウレタンの耐久性を併せ持った「オイル」と「ウレタン」の良いとこ取りをした仕上げです。
木の質感を残しつつ、水にも比較的 強い仕上げですが、ウレタン塗装やラッカー塗装と比べた場合、耐水・耐熱性などは劣ります。
特に食事などで日常使いするダイニングテーブルやリビングテーブルなどに適した仕上げといえます。
ただし傷やへこみなどがついて塗装が剥がれてしまった場合、ご自身で簡単に修復することができないため、
衝撃による塗装の剥がれにはくれぐれもご注意ください。
仕上方法による、水ぬれ・汚れへの強さは、ソープ < オイル < ウレタンオイル < ラッカー < ウレタン、となり、熱いものを置くと跡になってしまうのは、すべての仕上げに共通して言えます。傷やシミ汚れは付けないのが一番ですが、日常使いする上で切っても切り離せないことでもあります。ご使用上の注意点などに気をつけていただき、またご自身でメンテナンスすることで愛着が湧いてきますので、汚れや傷も思い出の一部、
経年変化の一部として楽しんで頂けると良いかと思います。
消毒用アルコールや塩素系漂白剤にはウレタン塗装やオイル塗装を溶かす性質がありますので使い続けると塗膜にダメージが蓄積されます。また、近年では、アルコール度数が高い物も市販で販売されている場合があるので注意してください。
オイル塗装ですと、オイルを塗り足せばいいのですが、ウレタン塗装ですとご自分では塗装できませんので簡単に直すことができません。
当社で扱う無垢材で作られた家具は、素材の良さを活かした仕上げのものと なっており、一台ずつ木目や色味などの表情が異なり、個性があります。 時間の経過とともに木の色味に変化が生まれ、使い込むほどに生活の傷が増 えますが、その変化と同じぐらいに “手になじんだ道具” のように愛着が湧 いてきます。有限である自然素材を使った無垢の家具を、手を掛けて永く大 切に使っていただけたなら、これ以上にうれしい事はありません。
ただし過度な乾燥や温度差がある場合「反り」や「割れ」が起こる原因となります。
(1)風が直接当たる冷暖房機の近くや、直射日光のあたる場所でのご使用はお控えください。
(2)加熱した調理器具や、飲み物を入れたグラス類を直接家具の上に置くと輪ジミの原因となります。
コースターやランチョンマット等の ご使用をおすすめいたします。
(3)ビニール製のテーブルクロスは、木の呼吸を妨げることによって塗装面を傷め、変形の原因となりますのでお控えください。
○ 乾いた柔らかい布で乾拭きしてください。
○ 軽い汚れは、お湯にひたしたタオルを固く絞って汚れを拭きとり、最後に乾拭きをして水分が家具に残らないようにしてください。
○ 醤油、ソース、ジュース類、酒類などをテーブルの上などにこぼしたら、すぐに固く絞った雑巾で拭き取り、その後乾拭きしてください。
○ 気になる汚れなどは、少量の中性洗剤を混ぜたぬるま湯を布に含ませ、固く絞ってから拭いてください。
大きな傷や塗装が剥がれてしまった場合、修復には一旦すべて塗装を剥がし、再塗装となりますのでご自身での修復は難しくなります。
そのような状態になりましたら、 お気軽にご連絡ください。
蜜ろうなどのワックス成分も添加しており、やや艶っぽい仕上げ。
蜜蝋成分が木部へのうるおいを追加するなどの利点があります。
また、汚れ落としの効果もあるワックス成分が配合された、カーフがおすすめするワックスオイルを含めたメンテナンスキットです。
写真付きで丁寧に解説した説明書もついていますので、初めての方でも簡単に使っていただけます。
※店頭販売・オンラインショップ販売しております。
ミツロウとカルナバワックス(ヤシ科の植物から取れる ロウ)の自然素材を主原料とし作られた家具用ワックス。
※店頭販売もございます。(Color / Dark , Medium , Light)
>レザー・ファブリックのお手入れについてはこちら
「オリジナル家具」&「ビンテージ家具」の表面仕上げと日常のお手入れ方法についてご紹介いたします。
<目次>
> 「ソープ・オイル」仕上げについて
> 「ラッカー・ウレタン系オイル」塗装について
> 「無垢材」について
> 日常のお手入れ
> 推奨メンテナンス材
> 保証・メンテナンスについて
「ソープ・オイル」仕上げについて
ソープ仕上げ
ソープ仕上げは無垢材の木肌に、ぬるま湯で溶 かした石鹸を染み込ませ、木地を活かした塗装方法でサラッとした触り心地が特徴です。木肌の色・質感そのものを楽しむことができ、経年で落ち着きのある色へと変化します。
(オイル 仕上げより染みや汚れが目立ちやすいのが難点)
オイル仕上げ
木部に自然オイルを染み込ませる塗装方法で、 木目を活かし、しっとりした濡れ色と、落ち着いたツヤ感のある仕上がりとなります。(ソープ仕上げと比べると汚れは目立ちにくいですが、経年でややヤケ易いのが特徴です。)
ご使用上の注意点
ソープ、オイル仕上げともに、ラッカーやウレタン塗装のように表面をコーティングせず、木地に仕上げ剤を染み込ませただけの家具は、直接木肌に触れられる利点がある一方で、水分を吸い込みやすく熱に弱いため、グラスの水滴やコーヒー等の飲みこぼしで染みになりやすい難点があります。そのため日常では、コースターやプレイスマットなどのご利用をお勧めします。※薄く付いてしまった傷であれば、サンドペーパーで平らに軽く削って馴染ませ、表面をきれいに乾拭きした後に同じオイル・ソープを塗布するだけである程度修復できます。また経年変化を楽しめる仕上げですので、日常使いで付いたシミや傷も、味わいとすればより愛着も湧くことと思います。
【注】アルコール消毒について
新型コロナの影響によりアルコール消毒をする事が当たり前になりましたが、消毒用アルコールや塩素系漂白剤にはウレタン塗装やオイル塗装を溶かす性質がありますので使い続けると塗膜にダメージが蓄積されます。
また、近年では、アルコール度数が高い物も市販で販売されている場合があるので注意してください。
オイル塗装ですと、オイルを塗り足せばいいのですが、ウレタン塗装ですとご自分では塗装できませんので簡単に直すことができません。
オイルによる定期的なメンテナンスについて
(※オイル仕上げの木製家具対象)
オイル仕上げの木製家具は、時間の経過とともに人のお肌のように乾燥します。
メンテナンス用オイルで定期的に油分を足し保湿することで、ツヤを取り戻し「割れ」や「反り」を防ぎます。
「ラッカー・ウレタン・ウレタン系オイル」塗装について
ラッカー塗装
木の質感を活かしつつ、木肌に薄いラッカー塗膜を張ることで傷や汚れを付きにくくした仕上げです。
オイル仕上げより傷はつきにくいですが、水や熱には強くありませんので、グラスやコップの輪染みなどが付かないよう、
コースターやプレイスマットなどをご使用下さい。またオイル仕上げに比べ塗膜感がありますので、表面の質感はツルッとした見た目になります。
ウレタン塗装
ウレタン塗装はラッカーよりも硬度のあるウレタン樹脂で表面をコーティングした仕上げで、耐アルコール性や耐水性に優れています。
水滴や飲みこぼしによる染みも付きにくく、傷も付きにくい一方で、使い込んで経年変化を楽しむと言う視点では、
他の仕上げにやや劣ります。家具を選ぶ際に素材そのものの質感よりも利便性を重視される方には、ウレタン塗装の家具がおすすめです。
ウレタン系オイル塗装
ウレタン系オイル仕上げは、ウレタン樹脂オイ ルを使用した仕上げです。
自然オイル仕上げに近い風合で、ウレタンの耐久性を併せ持った「オイル」と「ウレタン」の良いとこ取りをした仕上げです。
木の質感を残しつつ、水にも比較的 強い仕上げですが、ウレタン塗装やラッカー塗装と比べた場合、耐水・耐熱性などは劣ります。
ご使用上の注意点
ラッカー塗装・ウレタン塗装・ウレタン系オイル塗装は、樹脂系塗料を使用していないため、水・汚れに比較的強い仕上げです。特に食事などで日常使いするダイニングテーブルやリビングテーブルなどに適した仕上げといえます。
ただし傷やへこみなどがついて塗装が剥がれてしまった場合、ご自身で簡単に修復することができないため、
衝撃による塗装の剥がれにはくれぐれもご注意ください。
仕上方法による、水ぬれ・汚れへの強さは、ソープ < オイル < ウレタンオイル < ラッカー < ウレタン、となり、熱いものを置くと跡になってしまうのは、すべての仕上げに共通して言えます。傷やシミ汚れは付けないのが一番ですが、日常使いする上で切っても切り離せないことでもあります。ご使用上の注意点などに気をつけていただき、またご自身でメンテナンスすることで愛着が湧いてきますので、汚れや傷も思い出の一部、
経年変化の一部として楽しんで頂けると良いかと思います。
【注】アルコール消毒について
新型コロナの影響によりアルコール消毒をする事が当たり前になりましたが、消毒用アルコールや塩素系漂白剤にはウレタン塗装やオイル塗装を溶かす性質がありますので使い続けると塗膜にダメージが蓄積されます。また、近年では、アルコール度数が高い物も市販で販売されている場合があるので注意してください。
オイル塗装ですと、オイルを塗り足せばいいのですが、ウレタン塗装ですとご自分では塗装できませんので簡単に直すことができません。
【注】洗剤のご使用について
ウレタン塗装は塗膜があるので水拭きをするとある程度は綺麗になりますが、オイル塗装は染み込んだ油汚れなどが残ってしまいます。汚れは水拭きでもなかなか取る事が出来ないので、どうしても洗剤を使いたくなると思います。 性質が中性と書いている洗剤でしたら薄めて使用していただいても大丈夫ですが、酸性、アルカリ性(弱酸性、弱アルカリ性含む)は塗膜にダメージを受けます。「オキシクリーン」などは、弱アルカリ性なので木材に使うとアルカリ焼けを起こしてしまい黒くなります。「無垢材」について
年月とともに、変化する無垢の家具
当社で扱う無垢材で作られた家具は、素材の良さを活かした仕上げのものと なっており、一台ずつ木目や色味などの表情が異なり、個性があります。 時間の経過とともに木の色味に変化が生まれ、使い込むほどに生活の傷が増 えますが、その変化と同じぐらいに “手になじんだ道具” のように愛着が湧 いてきます。有限である自然素材を使った無垢の家具を、手を掛けて永く大 切に使っていただけたなら、これ以上にうれしい事はありません。ご使用上の注意点
無垢材の特性である「木が呼吸する」と言われるように、室内の湿度を吸ったり吐いたり調湿をしながら伸縮をしています。ただし過度な乾燥や温度差がある場合「反り」や「割れ」が起こる原因となります。
(1)風が直接当たる冷暖房機の近くや、直射日光のあたる場所でのご使用はお控えください。
(2)加熱した調理器具や、飲み物を入れたグラス類を直接家具の上に置くと輪ジミの原因となります。
コースターやランチョンマット等の ご使用をおすすめいたします。
(3)ビニール製のテーブルクロスは、木の呼吸を妨げることによって塗装面を傷め、変形の原因となりますのでお控えください。
日常のお手入れ
ソープ・オイル仕上げ
○ 乾いた柔らかい布で乾拭きしてください。○ 軽い汚れは、お湯にひたしたタオルを固く絞って汚れを拭きとり、最後に乾拭きをして水分が家具に残らないようにしてください。
○ 醤油、ソース、ジュース類、酒類などをテーブルの上などにこぼしたら、すぐに固く絞った雑巾で拭き取り、その後乾拭きしてください。
○ 気になる汚れなどは、少量の中性洗剤を混ぜたぬるま湯を布に含ませ、固く絞ってから拭いてください。
ラッカー仕上げ、ウレタン仕上げ
日々のメンテナンスは、ワックス(ジャックポール・ワックス)を塗り込んでウエスで磨き上げると細かな傷が目立ちにくくなります。大きな傷や塗装が剥がれてしまった場合、修復には一旦すべて塗装を剥がし、再塗装となりますのでご自身での修復は難しくなります。
そのような状態になりましたら、 お気軽にご連絡ください。
推奨メンテナンス材
karf メンテナンスオイル / オイル仕上げ用
蜜ろうなどのワックス成分も添加しており、やや艶っぽい仕上げ。
蜜蝋成分が木部へのうるおいを追加するなどの利点があります。
また、汚れ落としの効果もあるワックス成分が配合された、カーフがおすすめするワックスオイルを含めたメンテナンスキットです。
写真付きで丁寧に解説した説明書もついていますので、初めての方でも簡単に使っていただけます。
※店頭販売・オンラインショップ販売しております。
Jacpol Antique WAX / ラッカー・ウレタン系塗装用
ミツロウとカルナバワックス(ヤシ科の植物から取れる ロウ)の自然素材を主原料とし作られた家具用ワックス。
※店頭販売もございます。(Color / Dark , Medium , Light)
オスモカラー エクストラクリア / オイル仕上げ用>
家具・屋内用のオイル(自然塗料)オスモのほか、リボスなどもおすすめです。
※ホームセンターやネット通販などでも購入可能です。
保証・メンテナンスについて
保証期間について
○ 弊社オリジナルの商品は、お手元に届いてから1年間を保証期間とし、
その間に製品上の欠陥から発生した破損につきましては、無料で修理いたします。(お客様ご自身での破損は対象外です。)
○ ビンテージ家具は6ヶ月間を保証期間とし、ラスティック(荒造り)家具は保証対象外とさせていただきます。
○ メーカー商品は、各メーカーの保証規定に準じます。
※その他の場合につきましては、有料にて修理を承ります。
メンテナンスについて
チェアやソファのファブリック(張り地)の張替えや、テーブル等の再塗装など、お困りごとがございましたらいつでもお気軽にご連絡ください。>レザー・ファブリックのお手入れについてはこちら